WordPressはそのカスタマイズ性や拡張性に優れたCMSであり、プラグインを利用することでサイトの機能を大幅に強化できます。このページでは、私がおすすめするWordPressで導入すべきプラグイン10個を紹介します。これらのプラグインは、SEO対策、セキュリティ強化、サイト速度の向上など、さまざまな側面で効果的に改善を実現します。
これらのプラグインを導入することで、より快適で効率的なサイト運営が可能になり、運営の負担を軽減しながらサイトのクオリティを向上させることができます。ぜひ、これらのプラグインを活用して、WordPressサイトをさらに強化しましょう!
SEO SIMPLE PACK
SEO SIMPLE PACKは、初心者から上級者まで使いやすいSEO対策用のWordPressプラグインです。このプラグインは、特別な技術的知識がなくても簡単にサイトのSEO最適化が行えることが特徴です。インターフェースがシンプルで、基本的なSEO設定がすぐにできるため、手軽に始めたい人に向いています。
- メタタグの設定
ページごとにメタタイトルやメタディスクリプションを簡単に設定できます。 - OGPタグの設定
ソーシャルメディアでのシェア時に、正しい情報や画像が表示されるようにOGPタグを設定できます。 - noindex/nofollowの設定
サイト内の不要なページやコンテンツを検索エンジンにインデックスさせないための設定が可能です。
Intuitive Custom Post Order
Intuitive Custom Post Orderは、WordPressの投稿やカスタム投稿タイプ、ページの表示順を簡単にドラッグ&ドロップで変更できるプラグインです。標準のWordPressでは、投稿の順番は基本的に日付順で固定されており、柔軟な順番変更が難しいですが、このプラグインを使うことで自由に並び替えが可能になります。
- ドラッグ&ドロップによる簡単な並び替え
投稿やページ、カスタム投稿タイプの順番を管理画面で直感的に操作できます。 - 複数の投稿タイプに対応
通常の投稿やページだけでなく、カスタム投稿タイプにも対応しています。 - 階層的な並び替えサポート
親子関係がある投稿やページも、階層を保ちながら順番を変更可能です。
SiteGuard WP Plugin
SiteGuard WP Pluginは、WordPressサイトのセキュリティを強化するためのプラグインです。サイトへの不正アクセスや攻撃を防ぐためのさまざまなセキュリティ対策機能が搭載されており、特にログインページの保護に重点を置いています。日本のWebサイトに特化したセキュリティプラグインとしても知られています。
- ログインページのURL変更
ログインページのURLをデフォルトの「/wp-login.php」「/wp-admin」から変更し、不正アクセスを防止します。 - ログイン試行回数の制限
ログイン試行回数を制限し、ブルートフォースアタック(パスワード総当たり攻撃)を防ぎます。 - 2段階認証
管理者ログイン時に、2段階認証を有効にしてセキュリティを強化します。
Yoast Duplicate Post
Yoast Duplicate Postは、WordPressの投稿やページを簡単に複製できる便利なプラグインです。このプラグインを使えば、既存のコンテンツをそのままコピーして、新しい下書きとして保存できます。複製したコンテンツは、元のページに影響を与えることなく、新しい内容として編集を行うことができます。特に、同じフォーマットやレイアウトを使い回したい場合に役立ちます。
また、再公開機能を使うと、既に公開されているページを一時的に「下書き」状態にすることができます。この状態で編集を行い、変更内容が完了した後に再公開することが可能です。再公開機能は、公開されているコンテンツを一時的に非公開にして、編集後に再度公開できるため、誤って未完成の内容が公開されるリスクを防ぎます。
- コンテンツの複製
既存の投稿やページをワンクリックで複製し、新しい下書きとして保存できます。 - 再公開機能
公開されているページを一時的に「下書き」状態にし、編集後に再公開することができます。
WPForms Lite
WPForms Liteは、WordPress用の強力で使いやすいフォーム作成プラグインです。このプラグインを使うことで、コードの知識がなくても、簡単にカスタマイズ可能なフォームを作成できます。初心者にも扱いやすいインターフェイスを提供し、ウェブサイトに必要なさまざまなフォームを迅速に追加できるのが特徴です。
- 簡単なフォーム作成
フォームフィールド(テキストフィールドやチェックボックス、ドロップダウンなど)を必要な場所に配置するだけで、直感的にフォームが作成可能です。 - スパム防止機能
Google reCAPTCHAを使って、スパムを防止することができます。 - メール通知機能
フォーム送信後、指定したメールアドレスに通知を送信する機能があります。
BackWPup
BackWPupは、WordPressのバックアッププラグインで、ウェブサイトのデータやファイルを安全にバックアップし、必要に応じて復元するための強力なツールです。このプラグインは、バックアップの自動化、定期的なバックアップ、さらにはバックアップデータを外部ストレージサービス(Dropbox、FTPなど)に保存する機能も提供します。
- 自動バックアップ
バックアップを定期的に自動で実行するスケジュール機能があり、手動でバックアップを取る必要なく、定期的なバックアップが可能です。 - 複数の保存先
バックアップファイルを、Dropbox、Amazon S3、FTPサーバー、さらにはメールで送信するなど、複数の外部ストレージサービスに保存できます。 - データベースとファイルのバックアップ
WordPressのデータベースだけでなく、テーマ、プラグイン、アップロードしたメディアファイルなど、サイト全体のバックアップが可能です。
Broken Link Checker
Broken Link Checkerは、WordPressサイト上のリンク切れを検出し、修正をサポートするプラグインです。このプラグインは、ウェブサイト内のリンクを定期的にチェックし、リンク切れを通知することで、サイトのSEOパフォーマンスやユーザー体験を改善します。
- リンク切れのチェック
サイト内の内部リンク(ページ間のリンク)や外部リンク(他のウェブサイトへのリンク)をスキャンし、リンク切れを検出します。 - リンクの状態を通知
リンク切れがある場合、ダッシュボードに通知が表示されるため一目で確認できます。 - 自動チェック機能
定期的に自動でリンクチェックを実行し、リンク切れを早期に検出します。
WP Multibyte Patch
WP Multibyte Patchは、主に日本語を扱うWordPressサイト向けに設計されたプラグインです。このプラグインは、WordPressが日本語を正しく処理できるように補完し、特に日本語特有の文字エンコーディングや表示問題を解決します。日本語ユーザーにとって、サイトの安定性や互換性を向上させるために不可欠なツールとなります。
- 日本語文字の正しい処理
日本語を含むコンテンツを正しく表示するために、WordPressの文字エンコーディングに関する問題を修正します。 - 日本語URLの対応
日本語を含むURL(パーマリンク)の問題を解決し、WordPressで日本語URLを正常に処理できるようにします。
XML Sitemap Generator for Google
XML Sitemap Generator for Googleは、WordPressサイトのSEOをサポートするためのプラグインで、Googleや他の検索エンジンにサイトマップを送信し、サイトのインデックスを効率的に促進します。このプラグインは、サイト内のページ、投稿、カテゴリー、タグなどを自動的に検出し、検索エンジンがウェブサイトをより適切にクロール(探索)できるようにします。
- Google Search Consoleとの連携
Google Search Consoleにサイトマップを自動的に送信でき、検索エンジンにサイトのページ構造を知らせることができます。 - 投稿とページの優先順位設定
サイト内の各ページや投稿に対して、検索エンジンがクロールする優先順位を設定できます。 - 検索エンジンの除外設定
サイトマップに含めたくないページ(プライバシーポリシーや免責事項など)を除外する設定が可能です。
EWWW Image Optimizer
EWWW Image Optimizerは、WordPressサイトの画像を自動的に最適化するプラグインです。このプラグインは、アップロードされた画像のファイルサイズを圧縮し、Webページの表示速度を改善するために役立ちます。さらに、画像の圧縮によりサーバーの帯域幅の使用量を削減することができます。
- 画像圧縮
画像の品質を保ちながらファイルサイズを圧縮します。 - WebP形式サポート
新しいWebP画像フォーマットをサポートしており、この形式はJPEGやPNGに比べてファイルサイズを大幅に削減できます。 - 既存画像の最適化
既にアップロードされた画像も一括で最適化することができます。